狂犬病は致死率99.99%!?地球上で最も恐ろしい病気
地球上で最も致死率の高い病気をご存知ですか?
それは狂犬病です。致死率は99.99%とも言われ、最も致死率が高い病気としてギネスにも認定されています。
そんな狂犬病について調べてみました。
世界中で狂犬病が原因で10分に1人が亡くなっている
毎年、狂犬病が原因で5万5千人以上の人が命を落としています。これを1日に直すと約150人。
1日は24時間ですから1時間で約6人が亡くなっていることになります。
それも発症した人の99.99%が亡くなる病気ですから本当に怖いです。
この致死率の高さはAIDSとともに『最も致死率の高い病気』としてギネスに認定されています。
致死率についてのギネス記録があったんですね。
致死率の高さもそうですが、10分に1人が命を落としているとはびっくりでした。
では、私たちが普段生活する上で狂犬病にかかるおそれはあるのでしょうか?
日本は大丈夫だが、海外旅行に行く際は気を付けよう
ここまで少し不安を煽るような文章を書いてきてしまいましたが、安心してください。
日本で狂犬病にかかった患者は、1956年から確認されていません。
しかし、これから海外旅行をお考えの人は注意が必要です。
こちらは厚生労働省のホームページに掲載されている狂犬病の発生状況です。
ピンク色になっている所が1年間に100人以上、狂犬病によって命を落としている方がいる国です。
青色になっている所が狂犬病にかかる確率が極めて低い国です。
(図が見にくい方はこちら 厚生労働省 狂犬病の発生状況 PDF)
ピンク色になっている国のうち、死亡者数の多い国順に並べると、
- インド 20,000人
- パキスタン 2,490人
- 中国 2,466人
- バングラディシュ 2,000人
- ミャンマー 1,100人
- フィリピン 250人
全てアジア圏なんですが、それにしてもインドの数が突出していますね!!
インドは人気の旅行先の一つなので注意が必要ですね。
では、海外旅行に行った際、狂犬病にかからないためにはどうすれば良いのでしょうか?
むやみに動物に近づかないこと!!!
狂犬病の感染経路ですが、狂犬病に感染した動物に咬まれ、唾液中に排出されるウイルスが傷口より体内に侵入することにより感染します。
狂犬病だからといって”犬”だけではありませんよ!犬以外の動物も狂犬病にかかっている可能性はあります。
動物に咬まれないためにも出来るだけ肌の露出は避けたほうが良いです。
万が一、動物に咬まれてしまった場合、直ちに現地の医療機関で受診してください。
旅行は楽しいものでつい浮かれてしまいがちですが、自分の身は自分でしっかり守りましょう!
狂犬病と同じく治療法が確立されていないエボラ出血熱。もし日本に来たらどうすれば良い?