田中将大・イチローも?メジャーリーグでは仕方ない薬物問題
先日面白いニュースを目にしました。それは、2014年のメジャーリーグのホームラン数が非常に少ないということ。
もし、40本を誰も突破しなかった場合は、なんと1982年以来32年ぶりのことらしい。
では、なぜホームラン数が激減したのか?
どうやら薬物が関係しているらしい・・・
ということで、日本人メジャーリ—ガーは薬物使用をしているのか?どのように薬物を捉えているのかをまとめてみました。
薬物とホームラン数の関係性とは?
最近では、日本人選手もよくメジャーへ挑戦!という強者が多数出てきていますが、それ以前はそこまで情報がなかったように思います。
ですので、ご存知の方では無い方もいるかと思いますが、70本塁打を放った「マーク・マグアイア」選手を覚えているでしょうか?
出典:http://scrapetv.com/
メジャーでの薬物が注目され始めたのが、マグアイアがメジャーのホームラン記録を塗り替えて、ステロイドの使用を認めた1998年頃です。
ここで言うステロイドとは、「アナボリックステロイド」というもの。
アナボリックステロイドは筋肉増強剤として使用されることが主で、ドーピング薬物として知られる。短期間での劇的な筋肉増強を実現するとともに、常態で得ることのできる水準を遥かに超えた筋肉成長を促す作用がある。
引用:http://ja.wikipedia.org/wiki/
簡単に言うと、ホルモンバランスを調節して、無理矢理筋肉に変えてしまう!みたいな感じでしょうか?
副作用などもあるので、使用する際は気を付けた方が良いかと思います。
で、話に戻りますが、メジャーリーグではこのステロイドの使用が2005年までは使用が認められていました。
しかし、ここ数年で一気に規制が厳しくなったため、あまり罪の意識が無い多くの薬物使用者が出てきたということです。
2013年には、ヤンキースのアレックス・ロドリゲス選手も使用を認め、出場停止処分になっています。
で、年々メジャーのホームラン数が減ってきているなんて言われている理由が、禁止薬物の取り締まりが厳しくなったからではないか?と言われています。
こちらのグラフを見てもらうと分かりますが、2004年は全体で5451本だったのに対し、2013年は4661本に落ちています。
これは、明らかに薬物との相関性があることは、間違いないでしょう。
しかし、メジャーでは結果さえ残してしまえば、多額の年俸を契約できるため見つからずに結果を残したものがアメリカンドリームを手に入れられるという考え方もあるようです。
日本人はドーピングをしないの?
では、メジャーに行っている日本人はどのように考えているのか?
メジャーでも大活躍をしているイチロー選手は薬物についてこのようにコメント。
「僕には薬に対する知識がなさ過ぎてよく分からない。話に聞いたことがあっても、本当かどうか分からない。あまりにも遠いところにあり過ぎるからね」
まあ、イチロー選手の身体を見てもらえば分かるように、イチロー選手は筋肉を付けることをものすごく嫌がる方なので当然使用はしていないでしょう!
怪我から復帰しつつあるマー君こと田中将大選手はコメントは残していないもの、入団当初からヤンキース同僚選手の薬物使用や不正投球などを目の当たりにしています。
何より田中将大選手には、できる嫁として話題になった「里田まい」さんが付いているので、身体作りなどのコンディションも大丈夫でしょう!
日本では、薬物の利用がどれほどメディアに叩かれるかということが多くの人に刷り込まれているため、利用する方はすくないのでしょう。
これも1つの文化であり、良い風習ですよね?
メジャーで己の力だけで活躍する選手をこれからも野球ファンとして応援していきたいですね!
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