松本幸四郎が約3mの高さから転落!人は高さ何mまで落ちても大丈夫?
歌舞伎俳優の松本幸四郎さん(71歳)が東京・千代田区の国立劇場で「一谷嫩軍記(いちのたにふたばぐんき)」の公演中に鎧をつけたまま馬上から客席まで約3mの高さから転落しました。
しかし、幸四郎さんはなんと、奇跡の無傷でした。身に付けていた鎧と体重を合わせると約100kg。お客さんに当たっていたら大変でしたね!
昨年の8月には、長男である市川染五郎(40歳)が落ちて、大けがをしました。その染五郎さんも今回共演しており、2人の阿吽の呼吸でカバーしたそうです。
国立劇場の中ってどうなっているの?
では、一体幸四郎さんが転落した国立劇場の花道ってどうなっているのでしょうか?
それは、こんな感じでした。
こうなっているんですね!そして左側に見えるのが、花道です!では、実際どれくらい高いのかというと、
少し分かりにくいですが、結構高いんですね!しかも、客席との距離がとても近いです。
きっと、幸四郎さんもお客さんに当たらないように上手く交わしたのでしょう!
71歳で3mから落ちて無傷とは、相当運動が高く、トレーニングもしているのは容易に想像できますよね!
人は平均的に何mの高さまで落ちても大丈夫なのか?
人が転落もしくは飛び降りて着地するなどの限界はどうなのだろうか?なかなか興味深い資料を発見しましたのでご覧下さい!
1m:垂直跳び(サージェントジャンプ)の好記録。
2m:走り高跳びの好記録。この程度なら飛び降りた人も多いでしょう。
3m:棒高跳びの好記録。飛び降りるのを躊躇する高さ。
4m:落下傘降下の激しい着地に相当。足を折る事がある。
5m:着地安全限界。女子棒高跳びの世界記録。地面に頭を打つ場合生存率50%
6m:棒高跳びの世界記録。40km/h以上での衝突に相当。腕など全身を使っても体を支えられない。
8m:男子中学生が3階下のコンクリートに足か腰から落下。病院到着2時間後に死亡。
10m:着水安全限界。鳥人間コンテストのプラットフォームやプールの高飛び込み台の高さ。
13m:清水の舞台の高さ。生存率85.4%(30歳以下は90%超。60歳以上全員死亡。)
15m:着水時に骨を折ることがある。地面に身体の側面を打つ場合、生存率50%
20m:身体に重大な損傷を及ぼす。足から着地する場合、生存率50%
45m:着地の場合の致命的落差。100km/h以上での衝突に相当。粉砕骨折と組織脱落。
57m:時速120km/hでの衝突に相当。車両が大破しシートベルトが役に立たない。
75m:着水の場合の致命的落差。130km/h以上での衝突に相当。
76m:ゴールデンゲートブリッジの水面からの高さ。落水972名 生存者19名 生存率1.95%
はんたあきらあ研究所より
地面の環境にもよりますが、時速と衝突の衝撃としてはこんな感じだと思います。
では、ギネス記録はどうなのか?
ギネス記録では ヴェスナ・ヴロヴィッチという方が”パラシュート無しで高度10,160 mから落下し生還した”という記録を持っています。それは、決して記録を出そうとしたわけではないのですが…
これは、JATユーゴスラビア航空機爆破事件という事件によって空中で飛行機が分解してしまい、彼女が生還したということで、ギネス記録に認定されました。
どうやら高度6700mという説もあるようです。
パラシュートありでは、1960年に29kmから飛んだ男性も存在します!これは史上最高のジャンプとして今も語り継がれています。
トレーニングすれば、高い所から飛び降りることは可能なの?
トレーニングを積んでいる場合、どんな受け身をとるのか?
スタントマンや精鋭部隊などの人はある程度の高さから落ちても受け身がとれるようですね!
ということは、トレーニングを積んでいて下が地面であれば約10m程度であればなんとかなりそうってところでしょうか。
つまり、幸四郎さんは3mで100kgって結構すごい衝撃だったはずです。まあ、どこかにぶつかって衝撃が落ちたり、運が良かったってことももちろんあるとは思いますが。
でも無事で何よりでしたね!みなさんも気をつけてください!また、動画のようなマネはしないようにお願いします!笑